フィルム製品 軟質PVCフィルム
アルトロン® 耐電防炎シリーズ
防炎タイプ、耐電防止タイプを取り揃えています。
耐電防炎
特長
- 表面抵抗率 1010～1011Ω/□で優れた帯電防止性を有します。
- 練り込み型で優れた透明性を保持しています。
- ウェルダー加工性は一般塩ビフィルムと同等です。
用途
- 間仕切り用
- クリーンルーム（ブース）用
防炎性能
- 消防法施行令第4条の3に適合しています。
- FMVSS-302 自消性に適合できる性能を有しています。
規格表
| 品 名 | 硬 度 | 厚さ （mm） |
幅 （cm） |
巻数 （m） |
色 |
|---|---|---|---|---|---|
| 耐電防炎#10 | #450 | 0.10 | 137 | 100 | 透明 |
| 0.10 | 183 | 50 | |||
| 耐電防炎#20 | #450 | 0.20 | 137/183 | 50 | 透明 |
| 耐電防炎#30 | #450 | 0.30 | 137/183 | 30 | 透明 |
| 耐電防炎#50 | #450 | 0.50 | 137/183 | 30 | 透明 |
耐電防止性能
| 品 名 | 表面抵抗率 （Ω/□） |
体積 抵抗率 （Ω・cm） |
酸素指数 | 防炎性能試験番号 | 防炎製品番号 | 帯電防止性能測定方法 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 耐電防炎#10 | 1011 | 1010 | 26 以上 |
AT900021 | F-19145 | JIS K 6911 参考 |
| 耐電防炎#20 | 1011 | 1010 | AT890084 | F-24232 | ||
| 耐電防炎#30 | 1010 | 1010 | AT890085 | F-19144 | ||
| 耐電防炎#50 | 1010 | 1010 | AT930113 | F-21037 |
※上記の測定値は弊社で測定した代表値であり保証値ではありません。
※酸素指数測定方法：JIS K7201-2
標準物性表
| 検査項目 | 単 位 | 品 名 | 評価方法 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 耐電防炎#10 | 耐電防炎#20 | 耐電防炎#30 | 耐電防炎#50 | |||||
| 強度 | 100%モジュラス | 縦 | N/cm2 | 1,645 | 1,620 | 1,495 | 1,500 | JIS K 6732 参考 |
| 横 | 1,375 | 1,415 | 1,295 | 1,390 | ||||
| 引張切断荷重 | 縦 | N/cm2 | 3,375 | 3,480 | 3,370 | 3,330 | ||
| 横 | 3,175 | 3,110 | 2,960 | 3,015 | ||||
| 伸び | 縦 | ％ | 280 | 295 | 295 | 300 | ||
| 横 | 305 | 320 | 310 | 310 | ||||
| 直角引裂強さ | 縦 | N/cm | 935 | 1005 | 940 | 925 | ||
| 横 | 1060 | 1020 | 915 | 915 | ||||
| 脆化温度 | ℃ | -22 | -22 | -22 | -22 | JIS K 6723 参考 | ||
取り扱い上のご注意
- ご使用時には、包装ラベルに記載されている品名、品番、ロットNo.を確認の上、記録しておいてください。
- 用途に適合した素材を選び正しくご使用下さい。
- 耐熱性を有しません。
- 透明性は経時変経で劣化することがあります。ご使用の状況に応じて早めにお取り替えください。
- ご使用環境、条件(紫外線、雰囲気中の化学物質、オゾン等)の差により、変退、退劣、劣化などが促進されることがあります。
- 温度、湿度、直射日光などの条件によって若干収縮することがあります。包装された状態でも直射日光を受けるとシワやリンクル等の 品質不良が発生します。輸送・保管に際して充分にご注意下さい。
- 硬度が異なるＰＶＣ製品又は他素材の樹脂と接触すると、可塑剤が移行する場合があります。
- 高温多湿を避け、気温変化の少ない場所で保管し、変形するような積み重ね、立て掛けはしないでください。
- 廃棄処分される場合は廃棄物処理法、各自治体条例に従い、許可を受けた産廃業者に処理を委託してください。
- 食品用器具・容器包装用途へのご使用は控えてください。
